【読書記録】品格を磨く 高野登

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品格を感じる人とそうでない人との違いは?

私はどのような人を見ると「ああ品格がある人だな」と思うのだろうか?

どこか一本スジが通っていて、言うことと行動がブレていない人、そういう人が品格がある人なのかなぁと思う。

品格を磨くためにはどのようにすればよいかが示されている。

品格はワインのようなもので、人生の中で自ら熟成させ育んでいくもの。そのためには、どのように考え行動していけばよいのだろう。

少しずつでも「あの人は品格があるなぁ」と言われるようにしていこうと思う。

 

 「品格」にはその根幹に「哲学」が必要である(P31)

まず自分自身の「哲学」、生き方、在り方の基軸を持つ必要がある。

「お天道様が見ているから、このような事をしてはいけない」 このようなことが哲学の基軸となっているようである。

自分の哲学をもって、ブレない行動が品格を高めていくことになる。

 

この本で私が一番気をつけなければならないと思ったのは、

コミュニケーションは情報伝達ではない

コミュニケーションの目的はただひとつ。相手に行動を起こさせることです。ああ、いい話を聴いた。感動した。それで終わってしまって、何の行動も起きなかったとしたら、それは、コミュニケーションとはいえません。単なる情報伝達です。相手の心に届いて、相手の心にスイッチが入って、その場で行動が起こらない限り、コミュニケーションとは呼びません。(P145)

百回言っても伝わらないのが当たり前

相手に本当に伝わるまで、相手の行動が変わるまで言い続ける必要があります。すなわち相手が、自分の望む結果を出すまでは伝え続けるという覚悟が必要だということです。(P146)

 

 これに関しては全く出来ていないと反省するばかりである。そこまでの情熱を持って話すことができているだろうか。何度も伝え伝え続けているだろうか。

「同じことを何回話させるんだ(怒)💢」となっている自分が恥ずかしいばかりである。

情報伝達とコミュニケーション、勘違いをしないように注意していこうと思う。

 

 

 

 

 

はじめに

第1章 品格とはなにか?

第2章 組織の品格

第3章 リーダーの品格

第4章 社会の品格

おわりに