【読書記録】殺し屋のマーケティング 三浦崇典

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私が住んでいる所には、大型書店はない。

休みの日になれば書店を目的に、1時間かけて出掛けるのである。

なんか面白い書店が池袋にできた、という話を聞いたのはその書店がオープンして数ヶ月後であった。

店内にコタツがあるらしい。

お客様が選んだ選書の棚があるらしい。

ゼミ、クラブ活動みたいなものがあるらしい。

そんな話を友人から聞いていた。

楽しそうな本屋だと思いながらも、地方住みの私にはなかなか行く機会がない、そもそも1年に1度、東京に行くかどうかもわからない私にはずっと憧れの書店であった。

そんな書店に初めて行った時に、私はハマってしまった。それからは東京に行くたびに書店をのぞき、福岡にできれば福岡へ、京都にできれば京都へと、ストーカーみたいに訪れている。

 

この本はその書店の店主が出された小説。いやその店主が実際に行なっているマーケティングのメソッドが記されている、マーケティングの本だと言っても過言ではないだろう。

小説としても楽しめるし、マーケティングの本としても参考になる。

 

そして、読んだら絶対に行ってみたいと思うだろうその書店に。天狼院書店に。