【読書記録】「向いてない!」と思う人でもリーダーになれる52のヒント 和田裕美

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 以前出版された「誰でもリーダーになれる3つの約束」が文庫化で、改題、加筆・改筆されたものです。

 P.10 リーダーになろうとする人にもともとの資質なんて必要ないということ。リーダーになってからだんだんと、リーダーらしくなっていくのです。

 

誰でもリーダーになれる。リーダーになってから、リーダーとしての資質を身につけていけばいいんだと思うと、気持ちが多少らくになる。 

 

 P.11 リーダーがすべき3つの約束(コミットメント)

①自分と約束する

②部下と約束する

③環境を作る約束をする

 

それぞれの約束の中でどんなことをすれば良いかが書かれています。

すでに自分自身に身についているものもあれば、まだまだのものもある。少しずつでも身につけていきたいと思う。

また、上司を見たときに、これはできてるけどこれはまだ学んでる途中なんだろうなと思うことで、腹立つことでも少しは大目に見ることもできるようになったように思える。

 

P.262 何よりも強く、頑丈でなくてはいけないその土台になるものは「愛情」以外にはない。

人を愛せない人に人を育てることはできません。人を愛せない人は人から愛されることがありません。人を愛せない人は人を許せません。人を愛せない人は人を認めません。

その人を愛することができるからこそ、自分の時間を投げ打ってでも、その人の成長をのぞむことができるのです。そして、愛を感じることができるからこそ、その人のためにがんばろうと思うのです。

P.264愛情は相手を尊重できるかです。だからすべてを受け入れる覚悟があるかなのです。

人を育てるということは、とにかく愛情を持って接すること。こうあるべきを押し付けるのではなく、相手を尊重しながら、愛情を持って接していかなければならないと思った。

 

この本の中で私に一番響いたヒントは、「リーダーはスーパーマンじゃなくていい」でした。

人の上に立つ立場として、完璧をめざしてしまいますが、そうでなくていい。自分が自然体になれればいいと思えたのがよかったです。

 

前著にはなかった「わだのエール」にも気づきがいっぱいでよかった。

 

第1章 毎日の行動のヒント  自分と約束する

第2章 リーダーシップのヒント 部下と約束する

第3章 目標達成のヒント 環境を作る約束をする