【読書記録】「言葉にできる」は武器になる。 梅田悟司
私、口下手で話すのが苦手である。友人と会っていてもしゃべらない…言葉にできないことが多々ある。そんな自分を変えてみたいと思い、「言葉にできる」とはどういうことだろうかと思って読みました。
p.35 言葉にできないということは「言葉にできるほどには、考えられていない」ということと同じである。
が〜〜ん。まさしくその通りだ。たぶん何も考えてないのだ。そういえば、前に受けたセミナーでも言われたなぁ〜。「何にも考えてないでしょ。楽だもん」って。
p.41内なる言葉と向き合うことは、自分の視点と向き合うことと同意である。そして、自分自身の視点に気がつくことが、外に向かう言葉を磨き、自分の言葉を持つ出発点になる。「あ、今、自分はこう思ったな」ということを意識した上で、「こんな言葉が頭の中に浮かんでいる」まで認識する。さらに、「こんな時には、こんな内なら言葉が浮かびやすいんだ」まで把握する。すして、「こんなふうに考えることができるのではないか」へと考えを進めていく。
「人に話すためにはちゃんと考えるのよ。考えてないから言葉が出ないの」「自分の頭の中でモヤモヤしてるものを、きちんと自分の言葉として定着するように考えるの」と散々言われたことを思い出した。まだできてないと反省してます。
この本には思考を深める方法と、それを言葉にするためのプロセスが書かれている。わたしのように言葉にできないで悩んでいる人にはオススメかも。
しっかりと思考を深めて自分の言葉にしていこうと思います。